しあの巣

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『阪急電車』感想

2015/07/14〜2015/07/16 #有川浩 #娯楽小説

阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

えっこれ映画化したの?盛り上がりポイントなくね?というのが最初の感想。なぜか森見登美彦有川浩を勘違いしていたのと家に積んであったので読んでみた。
裏のあらすじに「ほっこり胸キュンの傑作長編小説」とあるが、これを見て察した人は読まない方が時間の節約になると思う。あとこれ実質的に短編小説集だろ。

しかし何が面白いのかよくわからなかった。賢くて頭もキレて孫と対等に接するだけの柔軟さのあるババアがいないという点では恋空の方が良い。
「植物図鑑」の方がまだ面白かった気がするけどこの手の性善説〜〜〜って感じの恋愛小説苦手すぎるのでどっちにしろ合わない。バッキボッカされてるほうがまだリアリティあって感情移入できる。いやどちらにせよリアリティはないか…