しあの巣

読書やゲームや美術館めぐりなどの日々の記録

どうぶつ将棋

どうぶつしょうぎと将棋にハマっているのと、年末年始あたりからやる気がなくなったので読書が捗っていない。
本将棋は2,3日前に始めたばかりでこまおという激弱CPUをどうにか倒せるレベル。対してどうぶつしょうぎは年末から始めて定跡も覚え始め、楽しくなってきたところ。

どうぶつしょうぎなんて初めて聞いたという人のために軽く説明しておくと、どうぶつしょうぎとは3×4という小さい盤上で遊ぶ将棋だ。子供向けの将棋として作られたようだが、これがなかなか奥深くて楽しい。解析によって後手必勝ということが分かっているが、2億局面なんて覚えきれないので人間が指すと(有段者なら)後手有利という程度である。
ルールは簡単で、相手のライオンを取る(=キャッチ)か、相手の陣地1列目に(相手の駒に次の手で取られない状態で)入る(=トライ)と勝ち。相手の駒を取ったら自分の駒として使えるところは将棋と同じ。ひよこは歩、きりんは飛車、ぞうは角、ライオンは王とほぼ同じ動きをする。と言ってもきりん、ぞうは1マスずつしか動けない。
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www.joshi-shogi.com

どうぶつしょうぎウォーズ」というオンライン対戦できるアプリで指していて、いまはようやく5級。初段までは定跡を覚えれば上がれる…とのことなので、どうぶつしょうぎ大全という解析アプリを使ってひたすら悪手と定跡を頭に叩き込んでいる。どうぶつしょうぎは盤が狭いため一手間違えると形勢が大逆転して即詰みになることが多々あるのだ。しかもウォーズは持ち時間が2分しかないので長考できない。定跡を覚えるか、悪手を一瞬で判別できるようにならないと勝ち続けるのは難しい。
確かに死に覚えゲーだし定跡沼なんだけど、どうぶつしょうぎが持つ最大の利点として、初心者にもとっつきやすいということが挙げられる。なんてったって初手のパターンは4通りしかない。適当に動かしてもそこそこ戦える気になれるのだ。楽しい!駒の効きも複雑にならないので初心者にも考えやすい仕様。迷ったときはとりあえず王手かけるか、他の駒が効いてるところに駒を置くといい感じ。

軽い気持ちで始めたのだけど、すっかり熱中している。初段を目標に頑張りたい。